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スポーツ観戦についてのクチコミ情報

上海でスポーツ観戦


上海の地下鉄を乗りこなすための一冊。路線図はもちろん各駅ごとのお勧めスポットなどが紹介されている。

上海人にとってスポーツ観戦も大きな娯楽の一つ。サッカーやバスケが人気だが、テニスなども時々大きな大会が行われ注目されつつある。


サッカー観戦

中国サッカー事情

ここ中国における、「サッカー熱」は以前メディアをにぎわせたアジアカップでの観客の様子からも見て取れる。中国サッカーリーグ(通称Cリーグ、公式HPhttp://csl.sports.cn/default.html)は2008年北京オリンピック招致に伴い編成されたものだが、発足以来、熱い「球迷(qiu2 mi1)」(サッカーファン)たちに見守られ続けている。リーグは1994年の発足以来、様々な変遷をしながら今日に至っており、現在は中国超級(プレミアリーグ=日本のJ1にあたる)14チームと甲級(2部=日本のJ2にあたる)14チームに分かれており、その下にさらに乙級(3部)チームが存在している。超級と甲級はそれぞれニ回戦総当たりで試合を行い、シーズン終了後、超級の下位2チームと甲級の上位2チームが入れ替わる方式になっている。毎年3月に開幕し、11月に閉幕というのが一般的だが、日程は大幅に変更される可能性もあり、試合日程はその都度新聞(サッカー専門の新聞が書店や街のスタンドで売られている)などで確認したほうがいい。特に中国では政治問題などが絡んでくる場合もあるので、注意が必要。

上海でサッカーを見に行こう

サッカー観戦できる競技場は上海市内には2つあり、上海中遠(1部)がホームグランドとする上海体育場(上海八万人体育館)と上海申花(1部)が拠点を置く虹口サッカースタジアム(虹口足球場)だ。
 上海体育場は地下鉄1号線・4号線の上海体育館駅から歩いてすぐのところにあり、4号線ならば上海体育場駅も利用できる。街の中心部である人民広場からは約20分ほどで着く。
 また虹口サッカースタジアムは軌道交通3号線と8号線の虹口足球場駅の目の前にある。人民広場からは8号線の利用が便利でたった8分で着く。(上海地下鉄路線図

さてスタジアムに到着したら、いよいよチケットの購入だ。チケットはスタジアム内にあるチケット売場で買うことができる。料金は席のクラス(4、5種類ある)、スタジアムによっても異なるが20元~100元ぐらいが相場となっている。もちろん代表クラスの試合などになると話は別で、何百元という高値に釣り上がることもある。いずれにしても、人気の試合は、事前にインターネットか電話でチケットを予約しておくことをお勧めする。
  「さぁこれで準備は整った。あとはじっくり腰を落ち着けて試合を観戦するのみ」・・・とはいかないのがここ中国でのサッカー観戦。Cリーグ1部の首位攻防戦などになると、応援席は野次が飛び交い、罵声が轟き、ペットボトルは空に舞い、爆竹が至るところで破裂する。欧州のサッカー観戦よろしく、そこはもう戦場のよう。日本でJリーグの試合しか観たことがないのなら、ぜひその盛り上がりだけでも一度見に行ってほしい。例え言葉ができなくても「我愛足球!」〔Wo3 Ai4 Zu2 Qiu2〕(私はサッカーが好きです)と言えば、きっと誰もが暖かく迎え入れてくれるはずだ。但し微妙に政治問題が絡むこともあり、身の危険を感じるような雰囲気のあるときは過激な応援は避けること。

サッカースタジアム

バスケット観戦

中国のプロバスケットリーグ、CBAは1995年に始まった。 上海のチーム「上海東方シャークス(大鯊魚)」も1996-1997年シーズンから参加し2001-2002年シーズンに優勝を果たしている。ここには「歩く万里の長城」と呼ばれる身長2メートル26の姚明(ヤオミン)が在籍していた。彼は上海東方に5年間所属、シドニー五輪代表にも選ばれているが、2002年のNBAドラフトで、アジア人で初の全体1位指名でロケッツ入りした。

またNBAは2004年10月に上海と北京にて初のチャイナゲームを行い話題を呼んだ。ヒューストン・ロケッツVSサクラメント・キングスのプレシーズンマッチが上海体育館で行われ、双方のチームに中国出身の選手が所属していたこともあってか客席は満員となった。今や上海でも世界トップレベルのバスケット試合観戦が可能となった。


野球観戦

中国野球リーグ

2002年4月26日、広州で中国の野球リーグ(CBL)が開幕した。

現在リーグには北京タイガース(猛虎隊)、天津ライオンズ(雄獅隊)、上海イーグルス(金鷹隊)、広州ライトニング(閃電隊)、四川ドラゴンズ(四川蛟龍)、チャイナホープスターズ(希望之星)の6つのチームがある。開幕以来上海イーグルスは強豪チームとして好成績を収めている。

これまでのところあまり大きな話題は集めていないが、アテネオリンピックアジア予選を勝ち進み決勝進出を果たした中国は、既にアジアで日本、韓国、台湾に次ぎ4番目の実力を有するに至っている。


テニス観戦

毎年マスターズカップが開催され、世界のトップクラス選手が集まる海。また毎年ハイネッケンカップ上海(世界の男子プロが集う単複の試合)とポロカップ上海(世界の女子プロが集う単複の試合)が、9月下旬から10月上旬にかけて仙霞网球中心で行われ、年々テニスファンも増えている。チケットは、市内の指定されたスポ-ツショップにて購入可能。

また、10月には閔行区馬橋鎮にアジアで最大規模を誇るテニススタジアムが完成した。この旗忠網球中心は、1.5万人を収容できる円形のスタジアムで、真ん中にテニスコートが設置されている。ドームの天井は開閉可能になっていて、デザインは上海市の象徴的花である「白玉蘭」をモチーフに作られている。世界のトッププレーヤーによる選手権の開催も計画されている(2005年10月現在)。

しかし、このスタジアムのある場所は、閔行区の郊外。付近には建物らしい建物のもなく、今のところ交通はかなり不便だ。



F1観戦

上海GPは2004年に第1回を開催し、3日間で観客のべ26万人を動員して大成功を収めた。会場は嘉定区安亭鎮の東北部に位置する上海国際サーキット、中国語では「上海国際賽車場」と表記する。サーキットのレイアウトは「上」の字をかたどっており、タイトな回り込むコーナーと直線の組み合わせで、各選手がどのようにこの変化に富んだコースを処理するかがみどころ。また日本の鈴鹿などと同様レース中は会場内で様々なイベントが催されるほか、売店なども多数出店される。チケットは各旅行社ほか、当サイト・オンラインモールでも開催数ヶ月前からチケット予約販売を行うので、日本からでも予約が可能。

上海F1GP(F1中国グランプリ)のチケット予約

当日は主催者側がチケット所有者用に無料シャトルバスを用意しているが、混雑や席の取り合いによる混乱は避けられない。そのうえ上海市内への道路は大渋滞となるため、あまり無理な観戦スケジュールは組まないほうが無難。また、レース前後はホテルの料金がアップし、予約も難しくなりするため、早めの手配が必要。

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上海国際サーキット(上海国際賽車場)

中国文化の特色を出した面白い設計。コースの形にも上空からみると「上」の形をしているのがよくわかる。この「上」には、上海で開催されるという意味もあるが、さらに「勢いに乗って上昇する」というような縁起も担いでいるところが中国らしい。

観客席となるスタンドにもさまざまな意匠が凝らしてある。全長400メートルに及ぶグランドスタンドを覆いかぶさるように「門」の字の形に巨大建築物が左右2箇所で被さる。これは両側に獅子が門を守っているイメージで、2本の赤い円筒形の建築物は中国式宮廷の柱をイメージしている。さらにスタンド上部の明かり窓は、中国の灯篭をモデルにしている。建築物によく使われている赤色と黄色は幸福とパワーを象徴し、あくまでも中国の伝統文化にこだわった設計になっている。さらにサイドスタンドは、26枚の蓮の葉をイメージした屋根がついている。

上海市の中心部からは約30キロ、2009年末に軌道交通11号線が開通しておりサーキットの目の前に駅ができている。なお江蘇路駅から約45分かかる。また虹橋国際空港からだと20キロほどなので、車があればかなり交通アクセスはよい。ただ浦東国際空港からは約60kmとかなり遠い。

設計観客数:20万人
主要建築面積:15万平方メートル
コース全長:5451.24m
コース周回数:56周(FIA認定)
レース距離:305.269km(FIA認定)
設計最高速度:時速327km
平均時速:時速205㎞
コース最大高低差:12m
一周走行時間:約1分34秒


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