玉仏寺(玉佛寺):エクスプロア上海
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玉仏寺(玉佛寺)


門

玉仏寺にはその名前が示すように2体の玉仏が安置されている。開祖は浙江省普陀山の僧、慧根上人である。上人は唐代の玄奘法師(三蔵法師)が経典を求めインドに向かったのに習い、中国四大仏教名山の五台山(現四川省内)、峨眉山(現山西省内)を巡り、四川からチベットに出てミャンマーに向かった。上人は、ここで美しい玉が豊富に産出されることを知り、またその仏像彫刻の素晴らしさにも感銘をうけ、ミャンマー王の許可の下、華僑である陳君普の援助に助けられ、大小5つの玉仏を手に入れた。普陀山に帰る途中上海に立ち寄った上人は、当時貧しかった上海民衆のために座仏・臥仏各1体を残していったのであるが、これが玉仏寺の始まりである。

その後、辛亥革命(1911年)の折には寺が一時的に占拠され、玉仏は麦根路(現在の淮安路)の借家に移された。1918年、現在の寺院建設が開始され、1929年に落成、今日に至る。

なお、玉仏寺は禅宗・臨済宗に属しており、この時から「玉仏禅寺」とも呼ばれるようになった。



建築

玉仏寺は典型的な宋代宮殿様式である。朱色の柱に橙色の壁が目に鮮やかだ。南から「天王殿」「大宝殿」「般若丈室」と並んでおり、般若丈室の2階が「玉仏楼」で、玉仏の座像が安置されている。 。


参拝しよう

宝物入場料は10元。玉仏楼に入って玉仏を参観するのなら更に5元が必要である。玉仏寺正面の山門は常に閉まっているので、向かって左にある小さな門から入ることになる。門の外では、露店で線香などが売られているが、これらは境内への持ち込みが禁止となっているので注意。境内で使えるものは、入って左側のお土産物売り場で売っている。
  玉仏の写真撮影は禁止となっている。どうしても撮りたい場合は、交渉が必要になる。係員のお坊さんは見ていないようでしっかりチェックしているので注意しよう。
  なお、玉仏寺のトイレはとても清潔である。入って左奥にあるが、安心して使える。


見どころ

■大雄宝殿

大雄宝殿は寺院の中心であり、1mあまりの高台の上に立てられている。内部には3体の大きな仏像が据えられている。中央が釈迦牟尼仏、東側が薬師仏、西側が阿弥陀仏。

■玉仏―座

階段の前で入場料5元を払う。写真撮影は禁止。般若丈室の二階にあり、釈迦牟尼が悟りを開いた時の姿を表している。高さ195cm、一つの玉から彫りだされているという。ただし通路から玉仏まで3mほど距離があり、近くで見ることができないのが残念だ。

なお、この2階の窓からの外の眺めには趣きがある。小さいながらも静かな中庭を覗き見ることができ、周りの喧騒をふっと忘れることができる。

■玉仏―臥仏

入って左奥の臥仏堂のなかにある。釈迦牟尼が最期の時を迎えようとしている姿を表したもので、涅槃像ともいう。大きなガラスケースに入っている。ここも写真撮影は禁止。

■精進料理を食べよう

入って右手奥に「上海玉仏寺素斎部」がある。1階は簡単な麺類(素菜)を楽しむことができ、2階は本格的なコース料理となる。3種類のコースの中から選ぶことができる。予約をしていくことが望ましい。

なお、この店は江寧路にキチンとした入り口があり、そちらから入ることもできる。


お土産を買う

入ってすぐ左手に売店がある。ここでは吉祥天を記したお守りの札が売られており、頼めば自分の名前も彫ってくれる。24金のもの(38元)もある。その他には、線香(2元)、絵葉書(15元)、水晶の飾りなどがおかれている。おもしろいものとしては念仏を録音したテープ(7元)などがある。玉仏寺を紹介した本である『玉仏寺簡史』も買うことができる。


こぼれ話


■念仏は朝晩二回

玉仏寺では毎日、早朝と夕方のそれぞれ4時に玉仏寺に併設されている上海仏学院の僧達によって念仏が唱えられており、それをまじかで見ることができる。黄色い袈裟をまとった老僧と、学生らしき若い僧たち20人あまりが颯爽とやってきて念仏を唱えるさまはなかなかのもの。

■上海仏学院

ここに入学できるのは、中学校卒業かそれに相当する学歴を持つもののみである。四年制であり、卒業すると上海三大寺院である、玉仏寺・静安寺・龍華寺のいずれかの寺院に行って修行を続けることになる。いわゆるエリートのお坊さんのための学院であると言えよう。

(99年記 04年4月改定)


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