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江蘇省は、西南部と北部に部分的に丘陵地帯があるが、約10万平方kmの広大な土地のほとんどが平原である。無数の湖と河川、運河、水路のある水の豊富な地域。最近では蘇州・無錫などに進出する日本企業も増えてきたが、揚子江に沿った各都市には観光スポットも数多く、2010年7月の滬寧城際高速鉄道の開通によりこれらの都市が短時間で結ばれるようになり上海からの日帰り観光も十分に可能になった。
上海から高速道路を利用して約1時間半。南には淡水湖である太湖〔Tai4 Hu2〕を抱き、北には長江が流れる美しい古運河の街。みどころも多く、錫恵公園・三国水滸景區・寄暢園・霊山大仏・東林書院・呉文化公園・陶磁器博物館などがある。特産物は、太湖三白と呼ばれる白魚・似鯉・白蝦だ。小龍包も有名。無錫料理は甘めの味付けが特徴。女性には太湖真珠も魅力。
●錫恵公園
錫恵公園には唐代の陸羽によって「天下第二の泉」と称された恵山泉がある。
OPEN:5:00~18:00
FEE:8元~
TEL:(0510)3708-324)
●三国水滸景区
中央電視台(CCTV)によって作られた、三国水滸景区〔San3 Guo2 Shui3 Hu3 Jing3
Qu1〕は中国最大の映画・テレビ番組撮影所。東方ハリウッドとも呼ばれている。
OPEN:7:30~17:30
FEE:60元
TEL:(0510)5555219
関連記事:上海で食べる無錫のショーロンポー(小籠包)(2007.11掲載)
上海から、蘇州・無錫を抜け雄大で広々とした太湖を眺めながら宜興へ。宜興はこの地でしかとれないという土、「紫砂」を作ってつくる焼き物が有名だ。特に「紫砂壷」と呼ばれる急須が有名。1,200℃の高温で約72時間焼くと硬く無数の空気孔ができ、通気性に優れた茶壷が誕生する。高温で焼かれるため叩くと金属のような音がする。保温性に優れ、茶の味をまろやかにする。使えば使うほど、壷の艶も増し、味わい深くなる。紫砂壷には無数の空気孔がありここから茶の香りを吸い込んでいく。そのため次のことに注意しよう。
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一つの急須に対して1種類の茶葉を使う。鉄観音用・岩茶用・プーアル茶用、紅茶用と分けるとよい。なお鉄分が多く含まれるため緑茶には適さない。
・ 使い終わった後は湯ですすぎ乾かす。洗剤で洗わないこと。
市内中心に近い丁蜀鎮〔Ding1 Shu3 Zhen4〕には市場や骨董通りがある。市内には作家工房も点在している。
二千五百年の歴史を有する都市。三国時代、孫権が蘇州からこの地へ遷都した(その後南京へ再度遷都する)。杭州と遥か北京を結ぶ運河と長江の交差する位置にあり、内陸の港として19世紀中ごろから商業と貿易が発展した。金山・北固山・焦山の三山からなる有名な観光地。それぞれ特色ある寺院がある。「天下第一泉」として名高い泉から湧き出る水は古来より知られている。鎮江の酢(黒酢)は身体によく芳醇でおいしいと全国的に有名。日本の津市と友好関係を結んでいる。
鎮江から見て長江の対岸に位置する。運河に面する商工業都市。日本の遣唐使も揚州を経由し長安に入り、空海も804年にこの地を訪れている。鑑真は揚州から日本に向けて出発した。揚州には、元の時代にはマルコポーロも滞在した。
●大明寺〔Da4
Ming2 Si4〕 鑑真ゆかりの寺。鑑真記念館などがある。
揚州賓館のとなりにある揚州博物館にはマルコ・ポーロに関する展示などがある。
●痩西湖〔Shou4
Xi1 Hu2〕の五亭橋は珍しい橋。
揚州チャーハンがよく知られているが、他にも様々なおいしい料理がある。揚州の人は刀を使うのに長けるといわれ、美容師やコック、足裏のタコ切りの人が多いともいわれる。また、古代より揚州の女性は美女が多いといわれている。 ●揚州博物館〔Yang2 Zhou1 Bo2 Wu4 Guan3〕
OPEN:8:00~11:00 14:00~17:00
FEE:10元
ADD:揚州市塩阜東路10号
TEL:(0514)7344585
南京は人口623万人(郊外部分も含む)の巨大都市。江蘇省の省都で経済的に重要な位置を担っている都市だ。同時に南京は歴史の町でもある。北京、西安、洛陽と並ぶ中国の四大古都のうちの一つで、三国時代、呉の孫権がここに都を移して以来、10の王朝が南京に都を置いた。この悠久の歴史を背景に数々のみどころがある。
●中山陵〔Zhong1
Shan1 Ling2〕【地図】 孫文の陵墓。隣接する明孝陵よりさらに小高い場所の高さ73m(海抜は159m)の丘に設置されており、参道は392の石段になっている。墓室には大理石の孫文の臥像があり、その下に遺体が安置される。
OPEN:8:00~18:00
FEE:80元~
TEL:(025)8443-1174
URL:http://www.zschina.org.cn/
●明孝陵〔Ming1
Xiao1 Ling2〕【地図】 明孝陵は明代の太祖朱元璋の陵墓。先立って指定されていた明清皇家陵墓に追加する形で、2003年に世界遺産文化遺産に指定された。32年の歳月が費やされ完成したといわれる。この陵墓の参道は総延長1.8kmあり、陵の一番奥には朱元璋の墓を守るための高さ16メートルの城壁「宝城」がある。
中国の世界遺産「明清皇家陵墓」
●夫子廟〔Fu1 Zi3 Miao4〕【地図】 1034年に築かれた。現在周辺は繁華街となっている。
●秦淮河〔Qin2 Huai2 He2〕 揚子江の支流で全長約110キロメートル。秦の始皇帝が掘らせて形成されたとの伝説がある。六朝時代には沿岸に貴族や文人が多数住んだといわれ、その後一時さびれるが、再び明清時代に繁栄する。
●総統府〔Zong3 Tong3 Fu3〕【地図】 中華民国臨時政府など、過去の歴代の南京政府が置かれた場所。古くは太平天国の乱の洪秀全が天王府をこの地においたのが始まりとされる。現在の建物は2003年に建てられた南京中国近代史遺址博物館であるが、通常は「総統府」と呼ばれる。
OPEN:4/1-10/31:7:30~18:00 11/1-3/31:8:00~17:00
FEE:40元
住所:長江路292号
TEL:(025)8457-8888
URL:http://www.njztf.cn/flash.html(日本語頁あり)
●南京大虐殺記念館〔Nan2 Jing1 Da4 Tu2
Sha1 Ji4 Nian2 Guan3〕 中国に住むならば一度は訪れておいた方がいいだろう。
南京へのアクセス 南京は上海から約300Km離れているが、2010年7月に滬寧城際高速鉄道が開通し最速列車ならばたった75分で着くことができるようになり、上海からの日帰り観光も十分に可能になった。またバスの便も多い。
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